Polygon講座 -Polygonの成り立ち-
株式会社キュアは、世界180ヶ国から100万人の会員が登録しているコスプレフォトシェアリングサイト「World Cosplay」と連携したNFTサイト「Curecos」を2022年6月29日にローンチしました。
「Curecos」では仮想通貨コスプレトークン(COT)を利用し、Curecos内のウォレットでCOT応援(投げ銭)が可能。コスプレイヤーやカメラマンを気軽に支援ができる場所を実現しました。
そんなコスプレトークンですが、様々なNFTマーケットやDeFi関連サービスに対応する人気のブロックチェーン・Polygon(MATIC)でも取り扱いが可能です。こちらでは、Polygonについて分かりやすく説明します。
Polygonとは
Polygonは、イーサリアムの抱える問題を解決するために誕生したプロジェクトです。
イーサリアムは、不可逆的かつ普遍期な自動化契約が可能なスマートコントラクトであり、様々な経済活動で利用されています。ビットコインに次ぐ時価総額と知名度を誇るほどの人気で、NFT最大級となるオンラインマーケットプレイス・OpenSeaでも使われています。
一方でイーサリアムでは、人気が故にブロックチェーン上で多くの取引が行われ「ガス」と呼ばれる取引手数料が高くなってしまう、また処理が遅くなってしまうといった問題を抱えています。
そんなイーサリアムの問題を解決するために、2019年にMATIC Networkが誕生。2021年2月にPolygonの名称でリブランディングされました。
Polygonの特徴は、安く高速で処理ができる点。Polygonではイーサリアムをセカンドレイヤーとして互換性を持っており、イーサリアムのリソースを活用しつつ手数料を抑え処理速度を確保できるレイヤー2ソリューションとなっています。
実際、2021年10月にはPolygonのアクティブユーザー数がイーサリアムを超えており、注目を集めています(https://www.coindeskjapan.com/124632/)。
また、国内取引所では2022年6月にビットバンクが取り扱いを開始。さらに大手ビットフライヤーもPolygonを取り扱うことを発表しています。