PolygonチェーンのCosplay Token(COT)を日本円にする方法
2023年3月現在、国内の取引所で日本円に替える事が出来るのは『ETHチェーン』のCosplayTokenのみとなります。
Polygonチェーン上のCosplayTokenを日本の取引所の口座アドレスに送ると消滅します。
正確には、存在はしますが「表示出来ない」また「動かせない」ので結果的には消滅と同じ現象になります。
CurecosのウォレットアドレスにPolygonチェーンのCosplay Token(COT)を受け取ったとしても日本円に替える事が出来ないのでしょうか?
答えは「否」。
少し複雑な工程をたどりますがPolygonチェーンのCosplay Token(COT)を日本円に替える事が出来ます。
ここでは、その方法をご説明します。
【前準備】
先ほど申し上げたように日本の仮想通貨取引所では、ETHチェーンのCosplay Token(COT)のみ取り扱っています。
なので、PolygonチェーンからETHチェーンへCosplay Token(COT)を移動して仮想通貨取引所の口座へ送ります。
PolygonチェーンからETHチェーンへ移動することを『ブリッジ』と言います。
Cosplay Tokenを『ブリッジ』させる為に前準備をする必要があります。
①ZiafやBitTrade(旧Huobi Japan)に取引所口座を開設する。
②MetaMaskのアカウントを作成(パソコンやスマホ用にアプリがございます)
・パソコン用 https://metamask.io/
・iOS用 https://apps.apple.com/jp/app/metamask-blockchain-wallet/id1438144202
・アンドロイド用 https://play.google.com/store/apps/details?id=io.metamask&hl=ja&gl=US
③MetaMaskにCOTを表示させるためにCOTのトークンアドレスをインポートします。
カスタムトークンを選択してトークンコントラクトアドレスに
「0x5cac718a3ae330d361e39244bf9e67ab17514ce8」
を入力して追加します。
④MetaMaskのネットーワークに「Polygon Network」を追加します。
⑤「Polygon Network」上でCOTとETHを表示させるためにトークンアドレスをインポートします。
COTはトークンコントラクトアドレスに
「0x8d520c8E66091cfD6743fe37Fbe3A09505616C4b」
を入力して追加します。
ETHはトークンコントラクトアドレスに
「0x7ceb23fd6bc0add59e62ac25578270cff1b9f619」
を入力して追加します。
⑥取引所にてETHを購入します。
以上で事前準備完了です。
【ブリッジ実行】
準備が終わった所で『ブリッジ』の作業に移ります。
①取引所口座から購入したETHをMetaMaskへ移動
②Curecosの自分のウォレットアドレスにETHの一部を送ります。(0.001ETHを目安に)
Curecosのウォレットアドレスはウォレット画面からコピー出来ます。
③残りのETHの入ったMetaMaskにログインした状態で「Polygon Bridge」にアクセスします。
https://wallet.polygon.technology/polygon/bridge/deposit
「MetaMask」を選択してログインします。
④「Bridge」でETHをPolygonチェーンのETHに換えます。
「Deposit」を選択して、ETHの入金欄にMetaMaskに入っているETHの中から任意の数値を入力します。だいたい0.005~0.01ETHをあれば充分です。全部使わないでください。この後にもETHは必要になります。
ブリッジ金額の入力が終われば「Transfer」をタップします。
※ブリッジには30分から1日ほど掛かります。
こちらに設定の詳しい記事がございます
⑤「SWAP」にてPolygonチェーンのETHからMATICにスワップ(両替)します。
https://wallet.polygon.technology/polygon/token-swap
⑥変換元を「ETH」、変換先を「MATIC」にプルダウンメニューで指定します。ETHの金額は「MAX」で指定してから下の「Approve」ボタンをタップします。
⑦「You have insufficient funds gas.」(ガス代が不足している)とエラーが出ます。
エラーメッセージの下に「Get free MATIC gas」の表示が出ますので「Top up on Swap For Gas」の文字をタップします。
⑧「1 MATIC」あれば充分なので、「1 MATIC」のボタンをタップします。
Swap fromには「ETH」を選択してから「Approve」ボタンをタップします。タップ後に「署名」をタップすると元の画面に戻るので、今度は「Transfer」ボタンをタップします。あとは出るボタンを押して行くだけでETHとMATICをスワップできます。
⑨CurecosのMagicウォレットにある「Polygonチェーン」のCOTを、自分のMetaMaskのアドレスに送金します。
⑩MetaMaskにPolygon-COTが入金され、ガス代のMATICが用意出来たらをERC-COTにBridgeします。
先ほどは、ETHからPolygonにしたので「Deposit」を指定しましたが、今回はPolygonをETHチェーンに替えるので「Withdraw」を指定します。
https://wallet.polygon.technology/polygon/bridge/withdraw
FromはETHからCOTにプルダウンメニューから変更します。ブリッジするCOTの枚数を指定します。
「Transfer」ボタンをタップします。
そのあと、出る選択ボタンは青いボタンを選んでタップして進行していきます。
変換まで完了まで45分から3時間ほど掛かります。(ネットーワークの混雑具合で2~3日掛かる場合もあります)
⑪MetaMaskにERC-COTが入ったら、自分の取引所のアドレスに送ります。
⑫取引所でCOTを売って日本円にしたら、取引所から自身の銀行口座に送って完了です。
※取引所でCOTを売る方法に関しては、各取引所の案内をご覧ください。
以上、PolygonチェーンのCOTを日本円に替える方法でした。